川野ヒロミのクリエイターの箱 

 

短歌と写真、アクセサリー製作と、独特の世界を表現し続けているアーチスト・さかいまみさんに、短歌や写真を始めたきっかけやiPhoneのみで撮影加工を完結させる「多重露光風の写真」についてお聞きしました。

第5回 

短歌と写真と… 自分の世界をつたえるための試み

アーチスト・さかいまみ さん

作品タイトル「Blue」

自己紹介をお願いします
 

さかいまみと申します。横浜生まれの横浜育ち。ちょっとHでなおかつ乙女な気持ちを短歌や俳句に詠んだり短い小説を書いています。フォトグラファーとしても活動中。基本的に物作りが好きなので、市販品でピンとくるものがなければ自分でどうにか作ろうとするタイプです。

短歌を始めたきっかけと活動

短歌を始めるきっかけは2003年頃、当時お付き合いをしていた彼との恋愛模様を詠んだのが始まりです。愛情表現の豊かだった彼が羨ましく自分も彼を好きな気持ちを残せたらいいなと思い詠み始めました。

現在は、主に自分で撮影した写真に言葉をつける形で展示を多く行っています。その際、自分の世界を十二分に伝えるため、自作の切り絵を展示背景に使ったりして表現の幅を広げています。

また、最近はiPhoneのみで撮影加工を完結させる「多重露光風の写真」を素材にしたアクセサリー作りも行っています。今後は作品を動画に編集することに挑戦したいです。

作品タイトル「Aggregate」

作品タイトル「selfie」

写真を始めたきっかけと、
制作方法について教えてください。


自分の短歌をより多くの人に見てもらうにはどうしたらいいかを考えたとき、元々短歌を詠んでいる人やそのフィールドにいる人に向けるだけでは限界があると思い、展示の機会の多い写真に言葉を載せることを思いつきました。

また、他の人の写真を使うより自分で撮った方が自由度が大きいと思い写真を始めました。


風 景や花、洋館の写真に言葉を載せる事が多いですが、展示のための作品はセルフポートレイトが多いです。それは短歌の主語が自分であるため、自分の写真と言 葉の親和性を考えるとそれが一番良い方法に思えるからです。その際の字は自分で筆書きしたものをスキャンして合成します。


また、ここ数年力を入れているのはiPhoneで撮影、加工を完結させる写真です。特に2枚以上の写真を合わせる多重露光風の加工は美しくて神秘的で特徴 ある作品となっています。

写真はカメラを始めた頃に初心者向けの教室に3ヶ月ほど通いました。 現在も1年間のコースで通っている教室があります。 多重露光は特に人に教わったというわけではないです。アプリを使いながら自分の好きなイメージを作り上げていくという感じです。

多重露光風の作品を制作するコツは?

多重露光風で使用する写真は、うまく構図を外したり、シャープなものとふんわりしたものを合わせたり、どれを主としたいかなど考えるといいかもしれません。

今後の展示のご予定は?

今のところまったくないです。
ただピンときた企画グループ展みたいなものには急遽参加することはあるかもしれません。

さかいさんの、益々のご活躍を楽しみしています!

■さかいまみ プロフィール
ちょっぴりHな恋するキモチと乙女なキモチを短歌や俳句にし、写真と合わせて発表しています。御苗場、デザインフェスタ、各グループ展、個展など展示多数。 そのほかにも切り絵や消しゴムはんこ、オリジナルアクセサリー、点描曼荼羅などの創作活動を行っています。

■2010年 アルファポリス出版Webコンテンツ大賞読者賞
■2013年 公募セルフポートレイト展

 「私がわたしを撮る理由2」第3位 2014年

■「InstagramersFile」作品掲載 2014年

■「多重露光マスターガイド」作品掲載

■Web:sakaimami.net
twitter/Facebook/Instagram:sakaimami

<Sairuma!(さいるま)とは>
日々の生活を彩る+末永くお届けできるようにとの願いと覚悟を込めて「彩る+ル・マン/24時間耐久レース」から「Sairuma!」と命名しました。